前記事では、東京から埼玉へ移住したお話を紹介しました。
今回は、その際に
引っ越し先の賃貸選びをどのように考えていたのか
について紹介したいと思います。
東京に住んでいたのは、
生まれが東京だったこと、
特に不便を感じなかったこと、
つまり、
考えなかったから東京に住み続けていた
というお話でした。
なので今回は、人生ではじめて
住まい単体ではなく、生活設計について考えてみる
きっかけになったと言えます。
まずは現在の生活を書き出してみた
きっかけは、当時住んでいた物件の家賃値引きが終了するタイミングが訪れたということでした。
2万円以上の値引いていただいていたので、
これが終了すると家計に大きな影響が出てしまうことになります。
現在(当時)の生活を書き出してみると、
- リモートワーク中心
- 都内への通勤が月に数回ある
- リモートワークの日は自炊
- 買い物は週2回ほど
- スーパー以外での買い物はネット通販を利用
- 遊びに出かけるのは月1回程度
仕事中心で生活がまわる、
いわゆる普通の独身サラリーマンの暮らしをしていました。
引っ越し前の家はそこそこ広くて、
2DK、駅徒歩5分という好条件でした。
しかし、上記の通り、
出かけることが少なくなっていたので、
恩恵を活かしきれていなかったんですよね。
さらに、
私はモノをそれほど持つ方ではないので、
1部屋は一切使っておらず、使っている部屋すらも
半分程度の面積で十分なほどでした。
生活をどう変えていきたいのか考えてみた
せっかく引っ越しをするならと、
今まで考えてこなかった理想の生活を改めて考えてみることにしました。
①カーライフの記憶
若いころから車が好きで、
免許取得早々に車を購入し、暇さえあればドライブをしていました。
しかし、東京の駐車場は賃料が高すぎた。
保険やガソリン代、税金、車検。
諸々積み上げるとかなりの出費になります。
そうしたことから、車は数年で手放すことにしたんです。
いつか、家計に余裕が出たらまたカーライフを送りたいと思っていました。
引っ越しを機に、カーライフを取り戻せるなら、
私にとっては理想の生活の実現のひとつになると思いました。
②郊外移住へのあこがれ
人ごみが苦手で、
落ち着いた街で落ち着いた生活を送りたいと思っていたんです。
生まれてからずっと東京で生活を送っていましたので、
どこに行っても混んでいて、にぎやかなことが普通だと思っていました。
そして、
郊外に移住するのは東京勤務者からするとハードルが高すぎるとも。
郊外移住はあこがれの対象であり、
現実の設計にはなっていなかったというわけでした。
③手に余る便利は要らなかった
いままでの生活では、
不便を感じないから考えなかった
という反省がありました。
改めて考えてみると、
不便がないことと、必要であることはイコールではない
ということに気づけました。
東京は何でも揃っていて便利。
だけど、同じ日常を繰り返す生活に、その便利は必要なのか?
通勤時間30分の環境は便利。
だけど、月数回の通勤のためにそれを維持する必要なのか?
駅近でスーパーや各種施設が揃っているのは便利。
だけど、それらを頻繁に使うのか?
部屋が広ければモノを置けて便利。
だけど、その広さを使いきれるのか?
私の場合、そうではなかったということが言えそうでした。
まとめてみると
車の購入を前提とすると、
駅近に住む必要は無いし、
スーパーや各種施設が近い必要もない。
何もなさすぎる地域は寂しいけど、
程よく閑静な住宅街に住みたい。
ということが見えてきました。
あらたな暮らしの拠点を探してみた
理想の暮らしがある程度見えてきました。
細かいところを加えると、
車はDIYメンテをしたいので駐車場付きの物件が良い。
なんだかんだコンビニは近くに欲しい。
くらいがあればいいかなと。
これらの希望をまとめると、
- 勤務先まで1時間圏内
- 1Kで十分
- コンビニ徒歩5分以内
- 駐車場併設
くらいの条件で十分と考えました。
とはいえ土地勘のないエリアよりは、
多少なりとも知っているエリアの方が安心だろうということで、
埼玉県某所近辺に狙いを定め、不動産屋に相談してみることにしました。
提案いただいた候補は3つありました。
すべて、駐車場や共益費など込みの賃料をざっくり記載しています。
- 候補①
住宅街の駅徒歩10分
1K
通勤1時間程度
家賃6万円ちょっと - 候補②
ターミナル駅徒歩15分
2DK
通勤1時間10分程度
家賃8万円ちょっと - 候補③
ターミナル駅徒歩10分
1LDK
通勤50分程度
家賃8万円ちょっと
他候補より設備がかなり良く、築浅
いただいた候補をみて何より驚いたのが、
どれを選んでも今の家賃よりもかなり安くなること。
駐車場込みなのに。
さて、みなさんならどれを選びますか?
私はちょっとだけ考え、
候補①の物件を選びました。
広い部屋も魅力的でした。
便利な駅も魅力的でした。
でも、
私が欲しかったのはそれではありません。
車のある暮らしと、
静かで落ち着いた環境です。
ないよりは良い便利よりも、
本当に欲しいもののためにお金を使いたい。
そう考えた結果が、
候補①という選択でした。
どれを選んでも今よりも生活がラクになる。
どうせなら築浅で設備が充実している方が良いか?
どうせなら少しでも広い方が良いか?
どうせなら便利な駅の方が良いか?
これらに正解はありません。
私は、事前に考えた理想の暮らし設計に基づき、
手に余る便利は持たないことを選択した
というわけです。
引っ越してみて感じたこと
無事手続きを済ませ、
引っ越しが完了しました。
確かに部屋は狭くなった。
床面積が半分くらい。
特段設備が良いわけでもなく、
便利な立地というほどでもない。
でも、なにより、
静かで落ち着いた場所で、
欲しいものが揃っていて、
便利を手に余らせていない。
そんな、
ちょうど良い生活が私にとっては心地よいもの
となりました。
理想を挙げようとすると、
あれもこれもと足したくなってしまう。
でも、今までの生活を振り返ったときに、
手に余る便利は使いきれない
という事実があることを学びました。
今は結婚もして、別の家に住んでいます。
今回の話から2度ほど引っ越しをしていますので、
今後投稿していこうと思っています。
興味が御座いましたら、
引き続きご覧いただけたら嬉しいです。

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