DIY整備という言葉を聞くと、
「節約になる」
「車に詳しくなれる」
「難しそう」
そんなイメージを持つ方が多いかもしれません。
私自身も、最初は実用的な理由からDIY整備を始めました。
でも続けていくうちに、
DIY整備の価値は単なる節約だけではないことに気づきました。
車の構造を少しだけ知ること。
異変に気づけるようになること。
そして、困ったときに落ち着いて対応できるようになること。
今回は、私がDIY整備をする理由と、
DIY整備とどのような距離感で付き合っているのかについてお話ししたいと思います。
はじめは実用面からだった
月5000km、年間6万km走行していた頃、
毎月オイル交換を行う必要がありました。
でも、仕事が忙しかった時期でもあって、
毎回プロに依頼し、スケジュールを調整することが
結構な負担となっていました。
高頻度で実施する簡単なメンテナンスくらいなら
DIYで対応した方がラクなのでは?
と思い立ち、チャレンジしはじめたのがきっかけでした。
どこまでDIY整備を行っているのか
私の性格上、一度チャレンジしてしまうと
「次はこれも出来るかもしれない」
と、際限なく手を出してしまう可能性が高いと思い、
どこから手を出さないか
を先に決めることにしました。
- 部品の分解が必要な作業
- 車の下に潜りこむ作業
- 特殊工具や専用の設備が必要な作業
やや曖昧な線引きではありますが、
大まかな方針としては、
車が動くための仕組みには慎重になる
素人が手を出すとケガのリスクが高い作業は行わない
という考え方です。
この前提をもって、やっても良いDIYをこのように決めました。
- 交換頻度が高いもの
- 交換が容易なもの
- 交換後の古い部品の処理が困難ではないもの
具体的には、これくらいのことを行っています。
- ワイパー交換
- 各種液類補充
- エンジンオイル交換
- タイヤ空気入れ
- タイヤ履き替え・ローテーション
- 灯火類交換
基本的には、洗車とセットで日常点検を月1~2回行い、
ついでにDIYメンテナンスを行う流れです。

その他、カー用品取り付けのための電装品DIYや、
点火系の部品交換も行いますが、
これらは必要になった時or低頻度ですね。
DIY整備で心がけていること
私がDIY整備で最も重視していることは、
取り返しがつかないことはやらない
ことです。
そのために、先述の通り
やらないことを予め決めています。
車に深刻なダメージを与えてしまう可能性があることや、
自分や周りの人を傷つけてしまう可能性のあることは、
出来る限りやらないようにしています。
たとえば、
タイヤ履き替えはやるけど、
ブレーキパッド交換はやらない。
目の前にあるし、やろうと思えばできそうだけど、
万一ブレーキが効かなかったら事故をおこしてしまうかもしれない。
そして、
DIY整備のマイルールはこのように定めています。
- 適切な工具を適切に扱うこと
- 違和感を覚えたらすぐに手を止めること
- 一区切りついたら写真を撮っておくこと
- 体調が悪い時は行わないこと
たとえば、タイヤ履き替えのとき。
クロスレンチだけでも物理的な作業は出来てしまう。
でも、適正トルクで締めないと走行中にタイヤが外れてしまい、
他人や車を傷つけてしまうかもしれない
非常に危険な行為です。
必ずトルクレンチを使う。
必ず増し締めを行う。
違和感を覚えたらすぐに手を止めます。
例えば、
外そうと思っているボルトを逆に締めれば折れてしまうかもしれないし、
折れてしまうと部品丸ごと交換になってしまうかもしれない。
そして、
作業工程を写真に残しておくことも大切だと考えています。
後から工程ミスがなかったか不安になったり、
前回の作業内容を忘れてしまうことがたまにあります。
このようなことを防ぐために、写真に残しておくことは、
DIY整備を習慣化するうえで大切なことのひとつだと思っています。
併せて、
整備記録簿をつけておくとより安心ですね。
部屋に戻り整備記録簿に書き込む。
カーナビ設置
ドライブレコーダー設置取り出す電源を間違えないようにテスターで確認した。
ソニカの人#003より引用
配線は複雑だったけど、何とか取り付けた。
念のため写真も残した。
DIY整備は自信を育てる
DIY整備が習慣化されてくると、
車の異変に気付きやすくなります。
今までなかった異音、
アイドリングの不調、
いつの間にかついている外装のキズなど。
そして、
車の構造がなんとなくみえてくると、
異変の原因が推測できるようになります。
そうすると、
異変を感じても冷静に対応することが出来るようになります。
こうした、小さな積み重ねが自信に繋がります。
でも、ここで胸に刻んでおきたいことは
私たちは車のプロではない
ということです。
素人が少しだけ車のことをわかってきただけです。
わかった気になって、過信してしまうことが最も危険です。
多分これが原因だと思うけど、
今度整備士に見てもらおう。
そう考えられるようになったことが、
私にとってDIY整備の一番大きな収穫かもしれません。
自分で全部直せるようになる必要はありません。
少しだけ車のことを知り、
困ったときに相談できる。
それだけでも、
カーライフの安心感は大きく変わると思うのです。


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