日常点検って何をすればいいのかわからない

日常点検って何をすればいいのかわからない

日常点検は、
道路運送車両法第47条の2により定められた使用者の義務
という扱いになります。

👉 道路運送車両法第 47条の 2の日常点検整備

そのため、車を運転するということは、
日常点検を行っている前提で成立している
ということになります。

でも、
運転免許証を持っていて、マイカーを持っている。
それだけで車のプロになれるわけではないですよね。

ここでは、
法的なお話や、道徳的なお話ではなく、
車のプロではない私たちが、
日常点検をどのように扱うか

というテーマで考えてみたいと思います。

目次

日常点検ってどんなことをすればいいの?

日常点検で行うことはJAFのページでまとめられています。

👉 日常点検15項目(私にもできるマイカー点検)

ある程度車の構造が分かっている方なら、
それほど難しいことは書いてありません。

でも、すべてのオーナーが車のことに詳しいわけではないですよね。

私たちは運転のプロとして運転免許証を発行されていますが、
車のプロではありません。

運転手の責務だからやらなければならない
と捉えてしまうと、苦しくなってしまうと思います。

少しだけ考え方を変えて、
車を大切に扱うためのひとつの儀式
と捉えてみるとラクになるかもしれません。

JAFのページをもとに、私なりに、
誰でもできる日常点検を考えてみました。

わからなくてもいい、とりあえずボンネットを開けてみる

エンジンルームには様々なモノが詰まっています。

多分、ほとんどのモノは正体不明ですよね。
それで問題ありません。

タンクのようなものがいくつか見えるはずです。
まずは、これらのタンクを確認するだけで問題ありません。

タンクにはメモリがついています。
メモリには、ここからここまでの間に収まっていればいいよ
といった印があるはずです。

印の範囲内に収まっているかだけ確認できれば大丈夫です。

クルマを一周しながらタイヤと灯火類を眺めてみる

ここはそんなに難しくありません。

灯火類は、ひどい汚れが付着していたり、
割れなどの損傷がないかを確認します。

球切れの確認をするには、
暗い時間帯に壁に反射する光を頼りにすれば
ひとりでも行うことができます。

次に、タイヤも確認してみましょう。

側面にひび割れや、傷がないか確認します。
次に、溝の状態を確認します。

側面をよく見ると、△のマークが刻まれています。
その位置から接地面に目線を移動すると、
スリップサインと呼ばれるものがあるので、
その位置の溝を見てみましょう。

溝の減りがスリップサインまで到達していなければとりあえずは大丈夫です。

空気圧も確認したいところですが、
空気入れを持っている人は少ないと思うので、
給油のタイミングでガソリンスタンドで行いましょう。

月1回くらい空気圧の確認をするクセをつけておくと安心です。

運転席に座って確認してみる

  • ブレーキペダルを踏んでみて違和感がないか
  • パーキングブレーキはしっかり引けるか
  • エンジンの調子に違和感がないか

これらを確認してみます。

あわせて、雨の日や、ウォッシャー液を使った時にワイパーのふき取り状況を
確認できれば十分です。

大切なことは「わかった気にならない」こと

日常点検が習慣化してくると、
なんとなく「わかった気になってしまう」ことがあります。

先ほど述べた通り、
私たちは車のプロではありません。

車の構造は複雑です。
わからなくて当然なのです。

その意識を忘れないことが何より大切です。

違和感があったらどうすればいいの?

日常点検や、運転中、
何らかの違和感を覚えることがあると思います。

  • タイヤの溝が減ってきた気がする
  • タンクの中身が減り過ぎてる気がする
  • 灯火類が切れてる

長く乗っていれば、
このようなタイミングは必ず訪れます。

なぜなら、
車は消耗品でできている
からです。

こうしたときには、慌てずに、

  • 車を購入したお店
  • 近くのカー用品店
  • ガソリンスタンド
  • 信頼出来る整備工場

などに相談しましょう。

心配いりません。
このようなタイミングは必ず訪れるわけですから。

どれだけ点検してもトラブルは必ず訪れる

日常点検をしているから安心。
車検を通したから大丈夫なはず。

そう思うことは自然です。

ですが、
どれだけ点検してもトラブルは必ず訪れる
こともひとつの事実です。

なぜなら、
車は消耗品でできている
からです。

さっきまで問題なかったけど、
唐突に壊れる、
唐突に寿命を迎える、
といったことは当たり前のように起こります。

ソニカの人もこのような経験をしていたようです。

もちろん些細な故障はいくつかあった。
ヘッドライトの球切れ。
ファンベルト交換。
バッテリー上がり。

そうだ、バッテリーは出先のガソリンスタンドで、
給油中に上がっちゃったんだよな。

ソニカの人#005より引用

出先でバッテリー上がりなんてしたら、
慌ててしまうのが自然ですよね。

だからこそ、
平時のうちにいざというときに備えておく
ことが大切です。

  • ロードサービスの加入状況を確認しておく
  • ロードサービスの連絡先をスマホに登録しておく
  • 修理先の連絡先をスマホに登録しておく

これだけで現場での安心感がかなり増します。

日常点検の目的は、
故障をゼロにすることではありません。

昨日との違いに気づくこと。

そして、何かあったときに
落ち着いて対応できること。

それだけでも、
カーライフはずっと安心できるものになると思います。

さいごに

日常点検は、運転者の義務です。
これは、ルールのお話。

でも、義務だからやるというものではなく、
いざというときが出先で起こる確率を減らすための行為
と考えてみると、
やっておいた方が安心だよね
って思えるかもしれません。
これは、気持ちのお話。

人は、
ルールだから
よりも、
安心だから
の方が自然に動けます。

そして、
どれだけ点検してもトラブルは必ず訪れる
と心構えを持っておき、
事前に備えておく
ことで、慌てずに対応することが可能です。

焦る必要はありません。

トラブルは必ず起きるものだし、
起きたときに冷静に対応すれば怖いものではありませんから。


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