維持費はいつ、いくら必要なのか

維持費はいつ、いくら必要なのか

車が欲しいと思ったとき、
「車両価格は調べたけど、維持費はよく分からない」
という人は少なくありません。

車は買ったら終わりではなく、
その後も様々なお金が必要になります。

とはいえ、

  • ガソリン代
  • 保険料
  • 自動車税
  • 車検費用

など、聞いたことはあっても、
結局いつ、何に、いくら必要なの?
と思いますよね。

この記事では、
車を維持するために必要なお金を整理しながら、
維持費の全体像を見ていきましょう。

目次

車の維持費は大きく4種類に分けられる

車の維持費は、

  • 毎月必要なお金
  • 毎年必要なお金
  • 2年ごとに必要なお金
  • 不定期に必要なお金

の4つに分けて考えると分かりやすくなります。

毎月必要なお金

毎月必要なお金は大きく以下の3つです。

ガソリン代

車を走らせるためのお金です。

毎月どれくらい乗るかによって大きく変わります。

近所の買い物が中心なら数千円程度で済むこともありますし、
通勤や長距離移動が多ければ数万円になることもあります。

月間走行距離が800km
燃費が16km/L
ガソリン代が160円/L

と仮定した場合、

800km ÷ 16km/L = 約50L

のガソリンを消費するので、

50L × 160円/L = 約8000円

のガソリン代が必要となります。

任意保険料

事故やトラブルに備えるためのお金です。

年齢や等級、
補償内容によって大きく変わります。

月額にすると数千円程度になる人が多いですが、
条件によってはそれ以上になることもあります。

例えば30代以上の人で、コンパクトカーに乗っていて、
10年以上事故がないようなケースだと月々数千円くらい。

でも、20代前半くらいの人で、スポーツカーに乗っているケースだと、
車両保険を含めて月々数万円になることもあります。

駐車場代

自宅に駐車スペースがない場合は月極駐車場代が必要です。

地域差が大きく、

地方なら数千円程度、
都市部なら数万円になることも珍しくありません。

毎月発生する固定費なので、
車選びと同じくらい重要な維持費と言えるでしょう。

毎年必要なお金

毎年必要となるお金は自動車税です。
だいたい5月のゴールデンウィーク明けくらいに払込用紙が届きます。

自動車税

自動車税は毎年支払う税金です。

軽自動車ならおおむね1万円前後。

普通車は排気量によって変わり、
1000ccクラスで3万円前後、
500cc増えるごとに6000〜7000円程度高くなる
イメージです。

例えば2000ccクラスなら、
年間4万円台後半くらいになります。

また、
新車登録から13年を超えた車は税額が上がることがあります。

車を選ぶときは、
購入費だけでなく、
毎年の自動車税も考慮しておきたいところです。

2年ごとに必要なお金

2年ごとに必要なお金として車検費用があります。

車検費用

車を公道で走らせるためには定期的に車検を受ける必要があります。

車検費用は、

  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料
  • 印紙代
  • 点検整備費用

などが含まれるため、
金額が分かりにくい費用のひとつです。

車種や依頼先、
車の状態によっても変わりますが、
数万円から10万円台程度になることが多いでしょう。

基本的にはたくさん走る人や古い車ほど整備費用部分が割高になり、
車格が大きい車ほど、総額が割高になるイメージです。

購入前の段階では、
「2年ごとに大きめの出費がある」
と覚えておけば十分です。


不定期に必要なお金

不定期に必要なお金の代表例を挙げてみます。

オイル交換

最も身近なメンテナンス費用のひとつです。

走行距離や期間に応じて定期的な交換が必要になります。
費用は数千円から1万円程度が一般的です。

タイヤ交換

タイヤは消耗品です。

走行距離や使い方にもよりますが、
数年ごとに交換が必要になります。

軽自動車で数万円。
普通車では10万円以上必要
になることもあります。

バッテリー交換

突然寿命を迎えることもあります。

エンジンが掛からなくなる原因にもなるため、
定期的な交換が必要です。

近年ではアイドリングストップ車やハイブリッドカーが多く流通しており、
これらの車は高くなる傾向にあります。

数千円から数万円程度見積もっておく必要があります。

故障や修理

車の維持費の中で、
最も予測が難しいのが修理費です。

数千円の修理で済むこともあれば、
数万円、場合によっては10万円以上掛かることもあります。

基本的にはたくさん走る人や古い車ほど備えておく必要があるものです。

私が一番意識したいのは修理費

ガソリン代や自動車税は、ある程度予測できます。
車検も時期が決まっています。

でも修理費だけは違います。

いつ発生するか分からないし、
いくら掛かるかも分かりません。

だから私は、

車を購入するときも、
維持するときも、
「もしものためのお金」
を少し残しておきたいと思っています。

私の目安では修理費として最低でも10万円程度。
出来れば20万円程度は予算として持っておきたいと考えています。

維持費は車選びにも影響する

同じ100万円の車でも、

  • 軽自動車
  • コンパクトカー
  • ミニバン

では維持費が変わります。

車両価格だけで考えるのではなく、
買った後に必要なお金も含めて考えることが大切です。

次に、以下の条件で維持費の目安を考えてみます。
あくまで参考値として見ていただければと思います。

  • 年間走行距離1万km
  • ガソリン代は160円/Lと想定
  • 駐車場代は1万円/月と想定
  • 消耗品、修理費用は緊急予備資金として除外

ケース① 軽自動車の維持費シミュレーション

  • 燃費は16km/Lと想定
  • 車検費用は8万円と想定して半分を貯金

ガソリン代 約10万円
任意保険料 約10万円
駐車場代 約12万円
自動車税 約1万円
車検費用 約4万円

合計 約37万円

ケース② コンパクトカーの維持費シミュレーション

  • 1000ccクラスと想定
  • 燃費は16km/Lと想定
  • 車検費用は10万円と想定して半分を貯金

ガソリン代 約10万円
任意保険料 約10万円
駐車場代 約12万円
自動車税 約3万円
車検費用 約5万円

合計 約40万円

ケース③ ミニバンの維持費シミュレーション

  • 2000ccクラスと想定
  • 燃費は12km/Lと想定
  • 車検費用は10万円と想定して半分を貯金

ガソリン代 約13万円
任意保険料 約12万円
駐車場代 約12万円
自動車税 約5万円
車検費用 約5万円

合計 約57万円

車格や環境によって維持費は結構変わる

このように、維持費は車格や環境によって結構変わってきます。

自宅に駐車場があれば駐車場代は不要です。
都心部に住んでいると駐車場代だけで5万円くらいするケースもあります。

走行距離によってガソリン代も変わってきますし、
整備費が想定以上に必要になることもあります。

車を買うときには、これらの維持費を支払う余力が確保できるかを検討する必要があります。

私自身も車を持つことを決めたとき、
駐車場代が3万円ほどする地域に住んでいました。

そこで少し郊外へ引っ越したところ、

  • 駐車場代が下がった
  • 家賃も下がった

結果的に生活費全体を抑えることができました。

もちろん誰にでも当てはまる話ではありませんが、
車の維持費だけを見るのではなく、
生活全体で考えてみるのもひとつの方法かもしれません。

まとめ

車の維持費は、

  • 毎月必要なお金
  • 毎年必要なお金
  • 2年ごとに必要なお金
  • 不定期に必要なお金

の4つに分けると整理しやすくなります。

まずは、

  • いつ
  • 何に
  • どれくらい

必要になるのかを把握しておきましょう。

車を買った後も無理なく維持できるか。
それも車選びの大切なポイントです。

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